【金沢・七尾】石川県を旅してきました【1日目】

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仕事もひと段落して休みが取れたところで二泊三日の金沢・七尾旅行に出かけてきました。超突発の一人旅でもちろんカメラ持参。旅の動画はこれからショートムービーにまとめるつもりですが、忘れないうちに旅行記を書いてみようと思います。みなさまの参考に……たぶんならないなぁ(理由は最後に)。

 

とはいえ回転寿司が問答無用に美味くて、

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バリバリインスタ映えする街並みがあったり(おれインスタやってないけど)、

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日本で唯一砂浜を車で走れる道があったり、

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あとはまぁ兼六園にはとりあえず行くよね、

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って具合で、初めて訪れたんですけどすげー良いところでしたよ。石川県。

 

 

【1泊目】800 東京駅から出発

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東京駅から北陸新幹線に乗り込んで金沢に向かいます。今回乗車したのは812東京発かがやき526号でした。東京から最速で金沢まで向かう列車ですが全席指定なのでご注意を。おれが行った日もふつーの土曜日でしたがすべての席の予約が埋まっていたみたい。早めの予約をおすすめします。

まぁおれはそんな混雑を尻目にグリーン車で悠々とビールを飲わけです。初っ端から最高かよ

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1052 金沢駅到着

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かがやき26号は1052金沢駅に到着します。この列車にして良かったなぁと思うのはまさにこの到着時刻で、金沢駅近辺にはたくさん有名な回転寿司屋があるんですが、昼過ぎになるとどこもめちゃくちゃ混みます、つーか混んでました。一方で多くの店の開店時間は11時から。てことはかがやき526号で金沢に来ると非常にスムーズに開店凸ができるって寸法です。まぁ、もうすぐのダイヤ改正で時間変わっちゃうと思うんですけど……。

とりあえず金沢メシ一発目は駅西口徒歩1分の「輝らり」に来ました。

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ウマァァァイッ!  説明不要ッ! 一応説明しておくとこれがのどぐろです。上品なサーモンって感じ。

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寿司屋の味噌汁ってズルいですよね。美味いに決まってるし。

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てな具合でのっけから完全に豪遊してるんですが、バカスカ飲み食いして5000円いかないくらい。東京でこれは……って比較は不毛なので好きじゃないんですけど、少なくとも地場の優位性は際立ちます。

 

飯食ってからはしばらく金沢駅で写真を撮ります。ベンチでふぅっと休んでいると写真撮ってくれとめっちゃ頼まれるので快く引き受けます。あの女の子二人組可愛かったなー。

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次は近江町市場に向かいます。

 

1230 近江町市場

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金沢駅から歩いて10分くらい。卸売市場で蟹やらキンメやら、日本海のうまそーな魚介が並んでいます。写真の通りかなりの人出。活気があっていいもんですね。

一人暮らしの一人旅で魚介を買い込む気はありませんでしたが、ちょっとした酒のつまみも揃ってるんでホテルでの晩酌のアテをここで買うのもアリです。あとは海鮮丼のお店や寿司屋さんが立ち並んでいます。ただどの店も人気で、なんなら駅ビルの店舗より長い行列が出来ていました。近江町市場の店は比較的朝早い時間(7時頃とか)から開いているので、行列を避けるのなら二日目の朝とか、早めの時間帯を狙ったほうが良さそうですね。

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そう言えば近江って滋賀だよね? ここ金沢よ? と思ったので調べてみたところこんなピンポイントの記事が。

近江町成立の由来

近江商人の移住に由来するというのが有力な説らしいですね。またひとつ賢くなってしまった。

 

1400 東茶屋街を散策

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近江町市場からさらに15分くらい歩くと東茶屋街にたどり着きます。ここは国の重要伝統的建造物群保存地区(倉敷とか川越がほかには有名やね)で、まさに小京都として期待する金沢の街並みが続いています。

ていうか徒歩で近づいて行くとだんだん街並みが変わっていくのが楽しい。

パキッと晴れた空が木造の家屋に良く映えます。金沢は雨が多いったいうけど、ここは晴れた日に訪れたいですね。

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あと金箔ソフトで有名な箔一は大行列。みんな歯に金箔つけて自撮ってましたよ。おれ? 一人でそんなことする勇気はない

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オッシャーなカッフェーも立ち並びます。よく見たら蕎麦屋さんでした。

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あと東茶屋街から大通りを挟んだ川沿い(浅野川というのか)には主計町という、これまた重要伝統的ながいので以下略に指定された地区があります。

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ここは旅籠や料亭が並び、東茶屋街よりも少し落ち着いた、というかシックな感じ。

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クッソワクワクする路地裏が続きます。こんなんみんな好きでしょ。恒川光太郎の世界。

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一通り町を巡ったところで茶屋街を後にします。夜また来るけどね。

 

1530 宿にチェックイン

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初日はTHE SHARE HOTELS HATCHiさんというシャレオツなゲストハウスに宿泊しました。東茶屋街から歩いて1分。

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ドミトリーも個室もありますが、おれは相部屋を選択。カプセルホテルみたいにカーテンを閉められるので、ある程度のプライベートスペースは確保できます。

どうでもいいけどベッドの番号が327で、おれの誕生日と一緒なのがちょっと嬉しかった。ベッドサイドにはダイヤル式のロッカーがあるので不要な荷物を預けバッグの軽量化を図ります。そろそろ足腰がやばい。

 

1600 金沢21世紀美術館

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ホント定番スポットしか行かないなおれ。金沢初訪問だから仕方ないけど。

おれが行った日が金沢全体で混雑していたのかな、チケット買うのに30分くらい並びました。たぶん昼前に行ったほうが空いてると思う。あとはコンビニで前売りもしているそうなので買ってくことをオススメします。ちなみに有名なスイミングプールのエリアにはチケットが必要。

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ただ無料スペースや屋外にも作品が常設されているので、そちらだけでも楽しめるの思いますよ。ただ体験型の作品なので一人で楽しむ難度は高い。結局スイミングプールは上から眺めるだけでした(一応チケット買って展示も見てきました)。

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金沢21世紀美術館は兼六園金沢城のすぐ隣にあるのですがこの日はスルー。三日目に訪れます。

 

1830 夜の東茶屋街を撮影

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陽が落ちたところで撮影のために東茶屋街に戻ります。地図眺めながは主要な道路練り歩いていたのでだんだん市街地の地理関係も身体が理解し始める頃合い。

25分くらいかけて東茶屋街に舞い戻りました。昼とは様子が一変しておりまして、まずひとがぜんぜんいない!

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どの店も閉まるのがけっこう早いみたいですね。軒先の灯りが幻想的です。めっちゃ旅情あるなー。

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せっかくなんで主計町にも立ち寄ります。すげー良い雰囲気! でもちょっと怖い。

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1930 金沢駅でタイムラプス

撮影工程のラストは金沢駅に戻ってタイムラプスを撮ります。もはや地図見なくても余裕でたどり着ける。

わざわざ駅まで戻ったのは鼓門のライトアップを撮るためです。マジで綺麗な駅やなー。

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さすかに昼来たときよりは人通りが少ないけど、新幹線の到着のタイミングなのかな、たまにわっと人口が増えます。

 

以上で本日の撮影工程はすべて終了! ようやくお酒が飲めます。調べてみると金沢の歓楽街は片町というところらしいので向かいましょう。距離は……3kmこうなりゃ意地だ

 

2030 片町で飲む

30分ほどてくてくと歩き続けると街がだんだん賑わいを増してくる。膝に刺すような痛みがありますがエンドルフィンで中和します。良い大人の皆様はバスかタクシーを使いましょう。

ちなみに道中武家屋敷街という、これまたいー雰囲気の街並みが広がっています。途中まで気付かずスルーしてた。

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片町に近付くにつれて人通りやお店の数がグラデーションのように増えて行きます。さんざん文句言いましたけど徒歩という速度感はこうした街の色合いの変化を肌で感じられるのが素晴らしいです。

 

なんていってるうちに片町の中心部に到着です。ちょっとすすきのっぽい? なんて安直な感想が湧く。

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しかしけっこう歩いたなー。地方都市じゃターミナル駅と盛り場が離れてることは多いですけどだいたい鉄道の接続があるんですよね。札幌とか広島とか松山とか。金沢市民の方々はどうしてるんだろう。と思ったら一応私鉄の野町って駅があるのね。

 

ともかくいい加減ビール飲みたくて死にそうなので良さげな店を探します。外から見て雰囲気の良さそうな立ち飲みやさんにお邪魔しました。

この後に及んで立ち飲みとか、お前は座ったら死ぬのか? って感じですが、おれは一人旅で飲むときは立ち飲み屋に行くようにしてるんですよ。

店員さんからリアルな一次情報仕入れたり、現地の美味いもの教えてもらったり、あとは常連のおっちゃんの話も楽しい。でも職場のおっさんの話は楽しくない。ふしぎ。

今回も翌日の行程(レンタカー借りて能登半島を北上する)を説明したら地元のおにーさんがわざわざメモまで書いて教えてくれました。こういうのがなんか嬉しいんだよなー! 今となっては判読不能だけど。

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あと金沢っておでんも名物らしいんですよね。メニューに乗ってたので頼んでみたところ魚粉と一緒に提供されます。金沢おでんって静岡おでんと一緒で魚粉かけるんですね! 自分地元静岡なんですよ! なんて喜んだらすげー申し訳なさそうに「すいません……それ静岡おでんです……」って謝られた。店員さんも静岡出身とのことでした。まぁめっちゃ美味かったから問題ないです。ダシが真っ黒な時点で予感はあったし

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しかし良いお店だったなー。23時間居座って、いや座ってはいないんだけど、宿に戻ります。もはや意地ってよりウォーカーズハイです。

 

2400 初日終了

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初日っていうか宿に着いたころにはもう日付が変わっていました。そのままベッドにダイブ・イン! したかったのですが、行程の記録とか写真の整理をしなければいけないので眠い目をこすって作業を始めます。HATCHiさんには宿泊者が24時間自由に使える共同のスペース(正確にはシェアキッチン)を解放しているのでありがたく使わせていただきます。

 

作業を終えてこれでほんとに初日は終了。しかし疲れたなー、どんだけ歩いたんやろ、と思ってiPhoneのヘルスケアを確認したんですが、

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やったなー。

しかもこれ三脚やらカメラやらMacやらをぶち込んだたぶん15kgくらいあるリュック背負ってですからね。こんなバカみたいに意地はって歩くやつの行程は参考にしたらいかんです。素人にはオススメしない。日中はコミュニティバスも多く走っているのでそちらを利用しましょう。土日は料金も安くなるみたいですし。あとは拠点ごとに乗り捨てできるレンタサイクルもあるのでそれも良いと思います。

 

と、結構なボリュームになってしまったので今回のポストはここまで。二日目の記録はまた次回。

ちなみに初日の撮影はビデオ190本+タイムラプス3本。見境なく撮りすぎや。